日本はカンボジアの障がい児への教育を支援

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画像提供:在カンボジア日本大使館
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在カンボジア日本大使館は、カンボジアのカンダール州における障がい児への教育支援を行う事を発表した。

今回の支援プロジェクトは平成28年度の日本NGO連携無償資金協力「カンダール州における、障がい児のためのインクルーシブ教育推進事業(第2期)」となり、実際の支援を実施する特定非営利活動法人の難民を助ける会(AAR Japan)に供与限度額が256,317米ドルの贈与が行われる。難民を助ける会では、カンボジアにおける支援活動を1992年から開始しており、職業訓練や車椅子の製造・配付などの様々な障がい者支援活動を実施していた。

この団体では、日本の文部科学省が推進する障がいの状況や有無に関わらず子供達が一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」の支援活動をカンダール州の小学校で2013年から実施していた。今回実施するインクルーシブ教育支援では、学校内のバリアフリー整備を行い、約3,300人を対象として教員訓練や啓発活動を実施する予定である。この支援が実施されることにより、カンダール州クサイカンダール郡の4つの小学校において障がい者の教育環境が改善され、障がい児童の就学率の向上に大きく貢献するものと期待される。

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