日本はカンボジアの若手行政官の人材育成を支援

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画像提供:首相官邸(2月にカンボジア上院議長が安倍総理に訪問した様子)
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日本の外務省は、カンボジアの若手行政官の人材育成などを目的とした無償資金協力を実施する事を決定するとともに、この協力に関する交換公文の署名を実施した事を発表した。

今回の支援プロジェクトは「人材育成奨学計画(The Project for Human Resource Development Scholarship)」として、3億3200万円を限度として実施される。この支援では、カンボジアの若手行政官などが日本に留学する際の学費などの費用を日本政府が供与する。この支援を実施する事により、カンボジアの若手行政官の能力を向上させカンボジアにおける様々な問題を解決するとともに、日本とカンボジア間における相互理解を深め、将来的な友好関係の構築に繋がる事が期待されている。

日本政府では、カンボジア政府へ同様の支援を2000年から実施しており、昨年の6月には2億9900万円を限度とした支援を実施していた。また、同様の支援はカンボジア政府だけでなく、ミャンマー政府などにも実施している。日本政府は、将来的には国の中枢に就くことが期待されている若手行政官を日本に留学させ、日本への理解を深めて貰い、親日国を増やしていく方針である。

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