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岩屋外務大臣は、海上自衛隊がカンボジアのリアム海軍基地に寄港する件は、日本とカンボジアの信頼関係で実施されたとの見解を示したが、カンボジア現地メディアなどからは日本は中国のライバルと見られていないために実施されたとの見解も示されている。
4月15日に実施された岩屋外務大臣会見の際に、記者から「中谷防衛大臣が、海上自衛隊の艦艇がカンボジアにあるリアム海軍基地に寄港すると発表しました。この基地をめぐっては、中国の支援を受けた拡張工事が完了して、中国による軍事利用が懸念される、そのような声もあります。日本の艦艇が寄港するということの意義、受け止めと、地域情勢における意味合い、意義というのが、どのようなものなのかお伺いしたいと思います」との旨の質問が行われた。
この質問に対して、岩屋外相は「海上自衛隊の艦艇が、4月19日から22日までの間、カンボジア王国のリアム海軍基地への寄港を予定しております。カンボジアは、日本にとって『自由で開かれたインド太平洋(FOIP)』を実現していくための重要なパートナーです。この考え方に、ASEAN諸国の中では最初にカンボジアが支持を表明してくれたということもあります。今回の寄港は、日本とカンボジアの間の信頼関係の下で、FOIPを実現していく一環として、実施されるものだと承知しています」などとの旨を答えた。
なお、短波ラジオ放送局「ラジオ・フリー・アジア」のカンボジア局によると、今回の件は、日本はアメリカの同盟国であるが、同時に中国のライバルとは見なされておらず、中立であるため、今回の日本の自衛隊がリアム海軍基地に寄港する取り組みは、中国軍の駐留をめぐる緊張を和らげるものとなるとの政治評論家からの意見を紹介している。
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