石破政権はカンボジアの地雷除去を支援、11億円の無償資金協力と物価高で3億円追加贈与

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画像提供:首相官邸
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石破政権は、カンボジア王国における地雷除去を支援するため、カンボジア政府に対して11.66億円の無償資金協力を実施することが明らかになった。

日本の外務省の見解によると、日本と連携し地雷対策技術を第三国に共有しているカンボジア地雷対策センター(CMAC)では、保有する地雷除去関連機材が老朽化しており、地雷除去能力及び第三国研修実施能力の向上が急務となっているとしている。

そのため、日本政府は、この問題を解決することを支援するため、3月20日、カンボジア王国の首都プノンペンにおいて、駐カンボジア王国日本国特命全権大使と、カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣との間で、無償資金協力「経済社会開発計画(地雷除去関連機材)」に関する交換公文の署名を実施した。

今回実施する支援では、カンボジア政府に対し、地雷除去関連機材(灌木除去機、地雷除去機等)を供与することにより、同国の地雷除去能力及び第三国研修実施能力の強化を図るものとなる。

なお、今回の署名と同時に、2022年11月に署名した「カンボジア地雷対策センター研修複合施設及び広報施設建設計画」が、昨今の物価高騰等の影響による資金不足を受けていたため、3億円の追加贈与を行うことも決定している。

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