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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、メコン地域の大動脈である南部経済回廊の整備を支援するため、カンボジア向けに82.93億円の円借款を実施することを発表した。
JICAの見解によると、カンボジア王国においては、鉄道整備が遅れており、道路輸送が国内輸送の中心的役割を果たしているが、内戦後の応急修復箇所の劣化や幅員不足等の箇所もあり、今後のカンボジアの経済発展による国内・国際物流の増加に対応するためには既存道路の改修が課題となっているとしている。
そのため、JICAはカンボジア政府との間で、「国道5号線改修事業(スレアマアム-バッタンバン間及びシソポン-ポイペト間)(第三期)」を対象として、円借款貸付契約に調印した。この事業は、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線のスレアマアム-バッタンバン間及びシソポン-ポイペト間において、既存道路の改修及び拡幅、並びにバイパスの整備等を行うことにより、同国道の輸送能力の増強及びタイとカンボジア間の物流の円滑化を図り、もってカンボジアの経済発展の促進に寄与するものとなる。
具体的な事業内容は、土木工事(既存道路の改修及び拡幅(全長約134km)、バイパス道路建設(全長約12km)、橋梁の新設(8箇所)・架替え(25箇所)、中央分離帯(幅3m、全区間)の設置、車両重量計設備の設置(6箇所))、交通安全施設の設置(国際競争入札)などとなる。
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