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日本の国土交通省は、カンボジア王国公共事業運輸省と締結した覚書に基づく「下水道分野における技術協力に関する第5 回日カ政府間会議」及び「日カ技術セミナー」をカンボジア王国プノンペン都において開催した。
「下水道分野における技術協力に関する第5 回日カ政府間会議」に出席した者は、カンボジアの公共事業運輸省、環境省、プノンペン都副都知事、バッタンバン州DPWT、在カンボジア日本国大使館、国土交通省、JICAカンボジア事務所・専門家、北九州市、日本下水道事業団、日本大学森田教授(GCUS東南アジア委員会座長)などとなった。会議では、日本の国土交通省水管理・国土保全局下水道部の部長から、プノンペン都での水処理技術の導入や公共事業運輸省への長期専門家の派遣など、今までの政府間会議の成果について述べられた。カンボジアの公共事業運輸省トイ・チャンコサル長官から、下水道事業における人材育成及び組織の強化は、専門性、決断力、財源などが必要であり、本会議で議論できたことにより、今後カンボジア王国の発展に大きく貢献すると述べられた。
「日カ技術セミナー」では、国土交通省が作成中である、カンボジア版推進工法基準(案)について、GCUS東南アジア委員会から発表が行われた。また、今年度カンボジア王国で行っている下水道技術海外実証事業(WOW TO JAPAN)とスバイリエンとシェムリアップのプレF/Sの発表などが行われた。