日本はカンボジアに73.98億円の無償協力、サイバーセキュリティ等

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画像提供:外務省
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日本政府は、カンボジア王国に対して、合計で4件の無償資金協力(73.98億円)を実施する。

『サイバーセキュリティシステム構築のための機材供与(経済社会開発計画)』は、供与限度額が11.50億円となる無償資金協力により実施される。この支援では、カンボジア政府に対し、サイバーセキュリティシステムに係る機材等を供与し、同国のセキュリティインシデント対応能力の向上を図るものとなる。

『カンボジア地雷対策センター研修複合施設及び広報施設建設計画』は、供与額が24.51億円となる無償資金協力により実施される。この支援では、カンボジア地雷対策センターの研修機能を担う施設及び広報施設の建設を行い、地雷対策関係者に対する教育訓練環境の改善及び訪問者への地雷問題の理解促進・啓発を図ることなどを目的としている。

『プンプレック上水道拡張計画』は、供与限度額が33.61億円となる無償資金協力により実施される。この支援では、水需給がひっ迫するプノンペンにおいて、プンプレック浄水場の上水道施設を拡張することにより、給水量の増加を図るものとなる。

『感染性廃棄物管理改善計画』は、供与限度額が4.36億円となる無償資金協力により実施される。この支援では、カンボジアの29か所の公的医療施設において、感染性廃棄物処理設備の整備を行うことにより、感染性廃棄物処理の強化を図るものとなる。

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