カンボジアの保健センター入院棟の建設支援、8.9万ドル無償資金協力

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日本政府が実施していたカンボジアのプレアビヒア州チァェップ保健センター入院棟の建設支援が完了したことにともない、記念式典が開催された。

この支援は、令和2年度対カンボジア草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「プレアビヒア州チァェップ保健センター入院棟建設計画」として、供与限度額89,369米ドルにより実施されていたものである。

この支援では、プレアビヒア州チァェップ保健センターに新しく入院棟(1棟7室:成人入院患者室、小児入院患者室、産前検診室、産後検診室、処置室、救急処置室、宿直室)を建設し、患者用のベッド(10床)を設置した。この支援が実施されたことにより、この保健センターでこれまで対応仕切れなかった軽症患者の入院治療及び観察が可能になり、年間で約600名に裨益することが見込まれる。

完成式典は、保健センターで開催された。式典では、事業に係る報告が行われた後、カンボジア政府関係者からは日本政府と日本国民の支援に対する謝意が述べられた。その後、新しく建設された入院棟の前でリボンカットが行われた。

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