商工中金が日系パッケージ企画製造業のカンボジア展開を支援

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日本の政策金融機関の一つである商工中金の上野支店は、協和製凾株式会社のカンボジア現地法人「KYOWASEIKAN(CAMBODIA)CO.,LTD.」に対し、既存債務のリストラクチャリングなどに必要な資金253万USドルを、初となるカンボジア現地法人向け直接貸出(クロスボーダーローン)で融資した。

協和製凾株式会社は、洋菓子・化粧品・時計・貴金属などの凾やパッケージの企画製造業者であり、布やプラスチックなどの多様な素材を複雑な形状や機能性の高い凾に加工し、企業コンセプトに合わせた色合いや風合いをデザインできるため、大手メーカーから高い信頼を得ている。この会社では、2011年6月にカンボジア現地法人を立ち上げ、現地従業員の技術力向上や自動化に注力、日系企業のみならず、外資系企業からの受注も増やしていた。近時には化粧品や時計など高級品の需要増加を受け、グループにおける効率的な資金調達方法を模索していた。

商工中金では、協和製凾と現地法人を一体で事業性評価を行い、グループ間貸借などが資金効率上の課題と共有した。今回は、カンボジア現地法人に対して、初めて直接貸出を行うとともに、財務のスリム化を図った。

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