産油国のブルネイは石油枯渇に備えてエコ活動を促進

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ブルネイでは国内で豊富な石油や天然ガスなどが産出されていることにより、国内でのエネルギー消費は効率をあまり考慮されずに消費されていた。しかしながら、将来に確実に訪れる天然資源の枯渇に備えて、国内でのエネルギー消費を抑えるために今後はエコ活動を促進させる方針であることを、地元メディアの取材に応える形で政府関係者が明らかにした。

従来のブルネイでは、ビルの建設時などにはエネルギー効率を考えた設計が行われていなかったが、今後は建設時から長期間の運用を考慮した設計を実施していく。具体的には、太陽から受ける光を考慮し最適な建物の向きを算出する、建物に緑を利用するなどを行い建物内の温度上昇を防ぐなどの施策を実施していく。また、欧米と東南アジアでは気候などが大きく異なるため、欧米のエコ方法をそのまま流用するのではなく、東南アジアの気候を考慮した独自の手法を開発していく。

ブルネイ政府は、エネルギー効率を改善していく活動は、結果として国民へ利益を還元し、国民は更に豊かな生活を送れることに繋がると考えているため、今後もこの方針を積極的に実施していく方針であることを明らかにしている。

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