三菱商事と北日本銀行は北三陸地域の復興を共同で支援

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画像提供:三菱商事(紫ウニ)
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日本の総合商社である三菱商事株式会社は、北日本銀行と公益財団法人三菱商事復興支援財団が協力し、岩手県九戸郡洋野町に水産加工場「北三陸ファクトリー」を開設し東南アジアなどへの出荷を目指している株式会社ひろの屋の活動を支援する事を発表した。

東北地方太平洋沖地震により多大な被害を受けた岩手の北三陸地域の復興においては、この地域の基盤産業である漁業を牽引する事業者の存在が欠かせないものとなっている。そのため北日本銀行と三菱商事復興支援財団は、地域経済と雇用への貢献を目指すひろの屋の取組みに期待し、融資と出資をそれぞれ実施する事を決定した。北日本銀行からの融資額は1200万円であり、三菱商事復興支援財団からの出資は1200万円となる。

株式会社ひろの屋は、水産加工場「北三陸ファクトリー」で北三陸産海産物の水産加工を行い「北三陸ファクトリーブランド」として販売する。この加工場では低温で水産加工が行える設備を導入し、海産物を高鮮度に保ち出荷する。日本だけでなく高品質食材のニーズの高い東南アジアへの出荷を行う事も目指している。

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