海上自衛隊はRIMPAC2016に参加しアセアン各国と共同軍事訓練

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画像:海上自衛隊の写真ギャラリーより
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海上自衛隊は、6月30日から8月4日の期間にわたり実施される米国派遣訓練(RIMPAC2016)に参加し、共同軍事訓練を行う事を発表した。

RIMPAC(リムパック)は、ハワイの周辺海域でアメリカ海軍の主催により実施される海軍の軍事演習である。1971年からほぼ隔年で開催されており、海上自衛隊としては1980年に初めて参加し、今回が19回目の参加となる。今年の演習には27カ国が参加する予定であり、ASEAN加盟国からはブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイが参加する予定。なお、中国と韓国も参加する予定。参加国全ての兵力を合計すると、艦艇45隻、潜水艦5隻、航空機200機以上、人員約25,000人以上となる見込みである。

海上自衛隊から派遣される人員数は、護衛艦部隊として護衛艦「ちょうかい」と「ひゅうが」の合計約650名、航空部隊としてP-3C哨戒機2機の約70名、派遣掃海部隊として約5名となる。海上自衛隊が実施する訓練内容は、対潜戦・対水上戦・対空戦・対機雷戦等の各種戦術訓練と、ミサイル発射・海賊対処・人道支援・災害救援などの訓練等を実施する予定。これらの訓練を通じて、戦術技量の向上を図る。

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