海上自衛隊がシンガポールやマレーシアなどと共同訓練

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画像:海上自衛隊の写真ギャラリーより
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日本の海上自衛隊は、韓国海軍が主催する「第7回西太平洋潜水艦救難訓練」に海上自衛隊の潜水艦救難母艦「ちよだ」と練習潜水艦「おやしお」が参加し、シンガポールやマレーシアなどの国との共同訓練を実施する事を発表した。

今回の訓練名称は「PACIFIC REACH 2016(パシフィック・リーチ2016)」となり、潜水艦救難技量の向上と参加各国との信頼関係の強化などを目的として実施される。洋上訓練が実施される場所は済州島東方海域となり、陸上訓練と行事が実施される場所は、韓国海軍の鎮海基地と済州基地となる。具体的な訓練内容は、海底に着底させた潜水艦から深海救難艇により乗員を脱出させる潜水艦救難訓練、潜水艦運用安全に関する会議、医療シンポジウム(潜水医学分野)、遭難潜水艦捜索・救難図演などを行う予定。

潜水艦救難母艦「ちよだ」と練習潜水艦「おやしお」(人員:約200人)が派遣される期間は、5月22日から6月7日となり、実際に訓練が行われる期間は5月25日から6月3日となる。参加国は、主催の韓国に加えて、日本、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、韓国、アメリカに加えて、オブザーバーとして20ヶ国程度が参加する予定である。

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