九州企業の約6割が海外展開を実施もしくは検討中

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画像提供:九州経済産業局
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九州経済産業局は、九州の企業に対して海外展開の状況を確認するアンケートを実施した結果、約6割の企業が何かしらの形で海外展開を実施しているか検討していることを発表した。

九州経済産業局では、中小企業の海外展開を促進し、海外展開の実態把握を行うために、企業や団体などへのアンケートとヒアリング調査を実施していた。その結果、海外展開を実施・検討中の企業が約6割にものぼることが判明した。事業展開を実施している国では、中国がトップとなり、続いて台湾・韓国・アメリカ・タイとなっていた。今後の展開先として興味のある国では、ベトナムがトップとなり、続いてタイ・アメリカ・中国・台湾となっていた。海外で事業展開を実施している理由としては、新たな市場の開拓が突出しており、コスト削減のための展開は少ないという結果になっている。

九州経済産業局では今回のアンケート結果を受けて、今後の九州企業における中長期的な海外展開支援として、以下の6つの施策を実施していく。
1.海外への情報発信力を強化し、九州や企業の認知度を向上
2.海外展開のステージに応じたシームレスな支援体制の構築
3.MOU等による交流環境の整備と交流機会の提供
4.留学生など海外人材を活用した海外展開の加速
5.新興国の潜在的なニーズを顕在化させる取り組み
6.成功事例や支援策活用事例の普及による成功モデルの輩出

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