茂木外相は物価高も踏まえて海外支援の予算追加、JICA交付金と併せ総額3,031億円

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画像提供:外務省
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茂木外務大臣は、海外支援への安全保障能力強化支援の予算を30億円追加、 ODAに関する予算を26億円追加して、JICA運営費交付金と併せて、総額3,031億円となったことを明らかにした。

12月23日に実施された茂木外務大臣による会見の際に、茂木外相は「来年度予算の大臣折衝の結果について、片山財務大臣との間で、大臣折衝を行いました。外務省として重視をしております追加予算3点が認められました。第一に、OSA(安全保障能力強化支援)の予算が、追加で30億円認められました。第二に、ODAに関する予算が、追加で26億円認められ、無償資金協力が3年ぶりの反転となり、JICA運営費交付金と併せて、総額3,031億円となりました。第三に、情報戦対応であったり文化外交を強化するための予算が、15億円認められ、総額250億円となりました」との旨を述べた。

令和8年度外務省予算の大臣折衝資料によると、【JICA海外協力隊発足60周年の節目であることも踏まえ、ODAによるグローバル・サウス諸国との連携を一層強化するとともに、日本企業の海外展開を支援し、サプライチェーン強靱化を始めとする経済安全保障等の重要政策課題にも対応すべく、物価高の影響も踏まえつつ、無償資金協力及びJICA運営費交付金等を拡充すること】との折衝を実施しており、26億円追加して、総額3,031億円とすることを要請していた。

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