福岡県は県民税負担等で多様な食文化対応へ、飲食・宿泊をムスリム・ヴィーガンのため

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服部誠太郎知事の福岡県は、県民らの税負担などにより約1千万を投入する事業で、県内の飲食店や宿泊施設などで、日本と食文化などが異なるイスラム教徒(ムスリム)やヴィーガンの方々が食を楽しめるよう、ヴィーガン・ムスリム対応を行うことが明らかになった。

福岡県では、国籍、文化、宗教に関わらず、すべての方々に食の楽しみを提供する「食の多様性」を推進している。

今回は、この一環として、福岡県内の飲食店や宿泊施設などを対象に、ヴィーガン・ムスリム対応の『試食体験セミナー』と専門アドバイザーによる『メニュー開発個別支援』を実施することとなった。

『試食体験セミナー』では、全4回にて、食の多様性対応の基礎知識から、レシピ、食材の調達方法、県内企業の取組事例まで試食を交えながら幅広く学ぶことができる。

1回目は7月29日に、「Goh・福山シェフ/伊勢すえよし・田中店主直伝 !  ヴィーガン・ムスリム対応のポイント」が実施される。予定している試食メニューは、福岡食材を使ったコース料理から、前菜/スープ/メインなどとなる。

2回目は8月7日に、「ヴィーガン?ムスリム?まるごと解決! 基礎知識・対応食品紹介」が実施される。試食メニューは、ヴィーガン対応:明太子/ツナ/焼き鳥など、ムスリム対応:たこ焼き/ギョウザなどとなる。

3回目は8月20日に、「事例から学ぶ ! 地元企業の食の多様性対応~ 日本食編 ~」が実施される。試食メニューは、菜食ランチ・懐石から2~3品、ムスリム対応:うなぎ/ヴィーガン対応:うなぎとなる。

4回目は9月4日に、「事例から学ぶ ! 地元企業の食の多様性対応~ ラーメン・スイーツ編 ~」が実施される。試食メニューは、一風堂プラントベースラーメン白丸・赤丸/プラントベースめんつゆ、ヴィーガン・グルテンフリードーナツなどとなる。

なお、福岡県では、「多様な食文化に対応した飲食店の受入環境整備事業」業務委託を実施しており、予算上限は、1,143万円となっていた。

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