観光庁は公金投入でヴィーガン・ムスリム・LGBTQ等の受入対応促進へ、コンサル会社が運営

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国土交通省の外局である観光庁は、「ベジタリアン・ヴィーガン ムスリム LGBTQ 受入対応促進セミナー ~多様性対応で訪日外国人旅行者が選ぶ観光地へ~」を2月27日に開催する。

観光庁では、多様な背景を有する訪日外国人旅行者がより安心・快適に旅行を満喫できる環境整備に向け、自らの地域での取組促進に関心のある者を対象とした「ベジタリアン・ヴィーガン ムスリム LGBTQ 受入対応促進セミナー」を開催することとなった。

参加対象となるのは、地方公共団体、DMO、宿泊・飲食・観光関連事業者などとなる。参加費は、無料となる。定員は、500名となる。この事業の事務局は、PwC系列が受託している。

プログラムは、『主催者挨拶(観光庁)』『基調講演1 ベジタリアン・ヴィーガン、ムスリム等の受入環境整備について(フードダイバーシティ株式会社)』『地域の取組事例紹介 取り組みを始めたきっかけや事例について(地方公共団体/DMOの方々)』『国の取組内容の紹介 観光庁作成 「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム旅行者おもてなしガイド」、観光庁予算事業の紹介(観光庁)』『基調講演2 LGBTQの受入環境整備について(公益財団法人大阪観光局)』となる。

なお、観光庁の令和6年度予算案では、ベジタリアン等多様な食習慣や文化的習慣を有する訪日外国人旅行者も増加しているとの名分により、【地域一体となったインクルーシブツーリズム促進事業】に8千万円を投入する予定となっている。

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