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小池百合子知事の東京都は、在住外国人の安全・安心について考える「情報連絡会」を2月19日に開催することが明らかになった。
東京都では、在住外国人や、そのお子さんの安全・安心に関する啓発や情報発信などを実施している。
今回は、この取り組みの一環として、外国人がSNSをきっかけとした犯罪やトラブル等に巻き込まれず、安全・安心に生活できるよう支援する者を対象として、必要な知識の習得や参加者同士の情報交換のため「情報連絡会」を開催することとなった。対象となるのは、外国人支援を行うNPO団体、インターナショナルスクール、区市町村職員などとなる。
予定しているプログラムは、【講演1】、【講演2】、【交流会】となる。
【講演1】では、『広げよう、安全・安心な地域づくりと共助の輪! 若者と外国人住民に助けを求めて』として、神田外語大学 外国語学部 イベロアメリカ言語学科 ブラジル・ポルトガル語専攻 准教授から、江戸川区民としての自らの経験から講演してもらう。
【講演2】では、『地域で子供たちを支えるために 私が考える安全・安心な暮らし』として、株式会社GMTインターナショナル代表取締役社長から、来日25年のジャーナリストの視点から講演してもらう。
【交流会】では、いくつかのグループに分かれ、ディスカッションや情報交換が実施される。
なお、東京都の令和6年度 生活文化スポーツ局 予算案では、多文化共生の推進に6億9,780万円を投入する予定となっており、内訳の一つでは、新たな取り組み『外国人向け情報提供・相談支援体制の強化』に7,155万円を投入する予定となっている。