斎藤知事の兵庫県は公金投入で外国人旅行者へおもてなし、ムスリム・ヴィーガン等対応

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斎藤元彦知事が再選した兵庫県は、【ベジタリアン・ムスリム等の多様な食習慣対応セミナー】を2月5日から14日にかけて開催することが明らかになった。

兵庫県の見解によると、今年4月に開幕する大阪・関西万博では、350万人もの外国人来場者が見込まれており、兵庫県へも多くの外国人旅行者が訪問するとしている。この外国人旅行者の中には、「ベジタリアン」「ヴィーガン」「ハラル」といった多様な食習慣を持つ者がおり、このような人々に県内飲食店・宿泊施設を利用してもらえるよう、受入環境の充実が重要だと考えているとしている。

そのため、兵庫県の産業労働部観光局観光振興課は、県内飲食店・宿泊施設などを対象として、多様な食習慣に関する基礎知識、調理方法、情報発信方法等に関するセミナーを開催することとなった。事務局は、フードダイバーシティ株式会社となる。

セミナーは、食の多様性対応を必要とする訪日外国人観光客から喜ばれ、継続的に集客を行うことのできるお店になることなどを目指して、【基礎編】【実践編】【情報発信編】に分けて開催される。

【基礎編】は、テーマが「インバウンド客の食の多様性とニーズについて」となる。内容は、食の多様性に関するセミナー経験豊富で、観光庁の「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム旅行おもてなしガイド」の監修に携わった講師が、食の多様性について基礎から分かりやすく説明する。

【実践編】は、テーマが「兵庫県の食材を使った試食&ワークショップ」となる。内容は、飲食業界・食品卸業界に精通した講師が、試食会&ワークショップを通じて、多様な食習慣に対応したメニュー開発に関する知識の習得及び試作メニューの考案をサポートする。

【情報発信編】は、テーマが「Googleマップ等を活用した情報発信について」となる。内容は、デジタルマーケティングに精通した講師が、インバウンド情報収集の傾向や集客につながる情報発信手法について説明する。

なお、産業労働部観光局観光振興課の令和6年度の予算要求は、約4億6,980万円となっており、国庫支出金と特定財源と一般財源の組み合わせで構成されている。

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