岩屋外相は韓国との友好親善へ、レーダー照射の棚上げ時期の防相時代でも韓国と安全協力は進めたと

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画像提供:防衛省(大臣時代の様子)
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岩屋毅外務大臣は、自身が防衛大臣に就任していた際に日韓関係は冷え込んでいたが、この期間中は韓国との様々な安全保障協力だけは前に進めようという努力をしていたとあらためて明言した。

1月10日に実施された岩屋外務大臣会見の際に、記者から「韓国についてなんですけれども、岩屋さん、韓国との付き合いが、議員生活を含め、かなり深いというふうに仄聞しておりますけれども、今回、外相として初めて韓国を訪問するということになったことに対して、何か思いみたいなものがありましたら、ちょっと伺えるとありがたいと思います」との旨を述べた。

この質問に対して、岩屋外務大臣は「議員活動を通じては、それほど、今まで日韓関係に関わってきたわけではなかったのですけれども、防衛大臣時代に、当時は、日韓関係かなり冷え込んでおりましたけれども、様々な安全保障協力だけは、しっかり前に進めようという努力をさせていただいてきたところでございます。さらに、60周年の記念事業も、こういう状況の中ではありますが、それは粛々と進めていって、日韓両国の友好親善というものが、しっかりとキープされていくように、努力していきたいと思っているところでございます」との旨を述べた。

なお、岩屋大臣は、平成30年(2018年)から平成31年(2019年)まで防衛大臣を務めていた。その際には、いわゆる「韓国海軍レーダー照射問題」が発生していた時期であったが、岩屋大臣は未来志向を掲げて、問題を事実上の棚上げにしていた過去があった。

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