このページの所要時間: 約 1分24秒
山本一太知事の群馬県は、ぐんまちゃんのブランド化を行うという大義名分の元で、事業の詳細を明らかにしない透明性がない密室状態により、県民らの税負担により、事業を実施する事業者に総額で4億円程度の公金を投入する可能性があることが明らかになった。
群馬県の令和6年度当初予算では、「ぐんまちゃんブランド化」として、4億1,449万円を投入する予定となっている。今回は、『令和7年度ぐんまちゃん全国プロモーション実施業務』およびに『令和7年度ぐんまちゃんキャラバン隊実施業務』が実施されることにともない、この事業を実施する事業者の募集が開始された。
『令和7年度ぐんまちゃん全国プロモーション実施業務』では、予算額が9,000万円となる。この事業は、【ぐんまちゃんの認知度及び好感度を向上させるとともに、ぐんまちゃんを通じて本県の魅力を高めるプロモーションの実施について委託する】となる。しかしながら、詳細な仕様書については、参加申込及び秘密保持誓約書を提出した事業者に提供するのみで、一般的には公開されない状況となっている。
『令和7年度ぐんまちゃんキャラバン隊実施業務』では、予算額が8,000万円となる。この事業の内容は、【イベント等に、ぐんまちゃんキャラバン隊(ぐんまちゃんとアテンド1 名以上)を出動させ、ぐんまちゃんとアテンドの掛け合いや、必要に応じてパフォーマンス(ぐんまちゃんの公式ソングによるダンス等)を行い、群馬県の情報を発信すること。ぐんまちゃん公式SNS(X・Instagram)を活用した情報発信を行うこと】となる。この事業に関しても、詳細は一般的には公開されない。