神奈川県は外国人が安心して医療を受けられる体制構築へ

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黒岩知事の神奈川県は、「神奈川県外国人医療推進検討会議」を開催し、県内で外国人が安心して医療サービスを受けられる体制を構築していることが明らかになった。

「神奈川県外国人医療推進検討会議」の設置目的は、外国人患者が急病に際し、症状に応じて安心して医療機関を受診できるよう、神奈川県における外国人患者への医療提供体制の充実を図ることを目的としている。構成員数は13人、選任期間は2年(ただし、初回の委員任期は、設置年月日から令和5年3月末までとする)となる。

この会議で意見を求める事項は、『外国人患者が症状に応じて安心して医療機関を受診できる体制の整備に関すること』『外国人患者を受入れる拠点的な医療機関の整備等に関すること』『外国人医療に関するワンストップ窓口の整備等に関すること』となる。

今回は、令和6年度での第1回目となる会議が開催されていた。なお、今回の構成員は、公募が行われていない。選任していない理由は、委員全てに高度な専門知識を有することが求められるとともに、委員の選任区分により公募構成員の意見を反映することができるためとしている。

また、会議で使用された資料【令和3年度「外国人患者受入に関するアンケート」調査結果】によると、外国人患者診療に際したトラブルの有無は、13機関があり、22機関がなしとなっていた。トラブルの内容は、「保険証がなく自費で高額な請求になった。その後支払われず」「内診に対する拒否(文化的なものかは不明)」「ハラルフードなどの、アレルギーには関係ない食事対応」「個人で処方する以上の薬を求められた」などとなっていた。

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