大村知事の愛知県は、中国共産党の最高指導者である習近平氏を輩出した清華大学の関連組織と県内企業の連携を進めていることが明らかになった。
愛知県では、世界でも有数のスタートアップ育成の取組を行っている中国・清華大学(北京市)と2019年連携協定を締結し、具体的な連携プログラム「Aichi-China Innovation Program」により、愛知県と中国におけるビジネスチャンスの創出を行っている。
今回は、このプログラムの一環として、清華大学の関連組織で、スタートアップ支援実績があるTusホールディングスと連携し、 県内スタートアップの中国へのビジネス展開を支援する「ハンズオン支援プログラム」を実施することとなった。
「ハンズオン支援プログラム」では、『メンタリング』が実施される。『メンタリング』では、中国事情に精通している県委託事業者(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社)のスタートアップ支援担当者がメンターとして専属支援を行うほか、Tus ホールディングス、外部の中国ビジネス専門家がオンライン等でのメンタリングを実施し、中国でのビジネス展開のための知識を習得できるようサポートする。メンターには、アンダーソン・毛利(もうり)・友常(ともつね)法律事務所 パートナー弁護士、 株式会社The Golden Jubilee(ザ ゴールデン ジュビリー)、JENESIS(ジェネシス)株式会社、AIS CAPITAL(エーアイエス キャピタル)株式会社の者などが名を連ねている。
なお、この事業の委託事業者は、デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社となる。愛知県では、中国共産党の習氏に忠誠を誓うと明言している清華大学関連との連携事業を多く実施しており、これらの事業の多くはデロイト系列が受託している。