岸田政権は日本人旅行者ではなく外国人旅行者の長期滞在を支援

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岸田政権は、日本人旅行者ではなく、外国人旅行者の長期滞在を支援するため、国民らの税負担で、旅行会社などへの支援を実施することが明らかになった。

観光庁の見解では、インバウンド旅行需要が回復に向かう中で消費額増加をより一層促進するため、R4年度補正予算を活用し、1週間以上の旅全体を通じたストーリーの造成などにより地域を繋げ、長期滞在を実現するための実証にかかる取組を支援しており、長期旅行者を一層惹きつけるためには、造成したツアーに対する販路拡大・磨き上げ等の継続的な支援や、これまでの成果を取り入れたよりストーリー性が感じられるツアーの新規造成・販売への支援が必要であるとしている。また、ツアーに同行し、地域の多様な関係者と様々に連携しながらツアー全体をコーディネートする”Experience Manager”の育成支援も不可欠であるとしている。

そのため、【地域のコンテンツの連携促進(ロングストーリー造成)事業】が実施されることとなった。この事業では、『既存ツアーの販路拡大・磨き上げ』『新たなツアーの造成・販売』『Experience Managerの育成』が実施される。

『既存ツアーの販路拡大・磨き上げ』では、「海外旅行会社を招聘したファムツアー開催」「コンテンツの磨き上げ」などが行われる。

『新たなツアーの造成・販売』では、「コンテンツの企画開発、地域事業者等へのセミナー開催」「OTA掲載、旅行会社との商談」「情報発信のための素材やツールの作成」などが行われる。

『Experience Managerの育成』では、「ガイド研修(R4年度補正予算を活用)を受講した特に優秀な方等を対象に海外派遣プログラムを提供」「ツアー造成のためExperience Managerの育成に取り組む地域を対象に上記の横展開やプロによる研修を実施」などが行われる。

なお、「ストーリーで繋ぐ地域のコンテンツの連携促進に向けた実証調査」運営事務局は、
近畿日本ツーリスト株式会社が受託している。

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