小池知事の東京都は簡易日本語を地域に普及へ、論理的思考が低下の恐れも

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小池百合子知事の東京都は、一部の有識者などからは日本人が使用すると論理的思考が低下する恐れがあると指摘されている簡易な言葉となる「やさしい日本語」を東京の地域に普及させることなどを目的として、やさしい日本語リーダー養成研修を2024年2月16日に開催する。

この研修内容は、『やさしい日本語の背景と現状「在住外国人についての情報」「在住外国人の困りごと」「やさしい日本語誕生の背景」「活用事例」』『やさしい日本語のポイント』『やさしい日本語ツールの使い方』『話しことば、書きことばについて』『実践練習(外国人参加者とのワーク)』『勉強会や研修を行うために』『質疑応答等』となる。定員は25名から30名となり、参加費は無料となる。なお、やさしい日本語リーダーとは、やさしい日本語のさらなる普及のため職場や地域でやさしい日本語を広める人であるとしている。

対象となるのは、都内の区市町村、社会福祉協議会、国際交流協会、外国人支援団体の職員となる。また、来年以降は、対象をさらに拡大する予定となっている。

なお、日本の有識者や文化庁の文化審議会答申などにおいては、簡易な言葉を使用すると情緒力や論理的思考力が低下する恐れがあり、深く思考するためには豊かな語彙が不可欠であるなどと指摘されているが、現在の日本の各地方自治体は、簡易な言葉を使用する「やさしい日本語」を日本人にも使用するように勧めている。

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