三重県で避難所における外国人避難者受入訓練、ルールも書き換え

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三重県と名張市は、令和5年度 災害時外国人住民支援事業 「避難所における外国人避難者受入訓練」を2024年1月21日に開催する。

この事業は、公財の三重県国際交流財団(MIEF)が実施するものとなる。主催者によると、名張市にはおよそ1,200人の外国人住民がおり、大規模災害が起きたら日本人だけでなく外国人も被災者になるため、その際に言葉・習慣の違いや災害経験のない外国人住民は、より深刻な状況に置かれるとしている。また、避難所生活ルールを理解していないことから避難所での受入れがスムーズに行われないことがあるため、今回実施する訓練では、これらの課題に対応するための知識を実践的に学ぶものとなる。

第1部の講義では、「名張市における避難所の運営について(名張市 危機管理室 防災担当監兼副参事)」、「避難所における外国人対応について(公益財団法人 佐賀県国際交流協会 企画交流課長)」が実施される。

第2部の実践では「外国人避難者の受入訓練」として、【避難所受付の設置】【避難所生活ルールの「やさしい日本語」への書き換え】【日本語初期レベルの外国人避難者の対応(受付・避難所ルール説明・相談対応など)】が実施される。

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