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岸田総理は、ロシアによる核の威嚇が行われる中でも日本は【核兵器のない世界】を実現するため、『非核三原則』を堅持しつつ努力を続けていく方針であることを表明した。
岸田総理は、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典におけるビデオメッセージで「我が国は、世界で唯一の戦争被爆国として、【核兵器のない世界】を実現するため、『非核三原則』を堅持しつつ、たゆまぬ努力を続けてまいります。これは我が国の使命であり、それは、これからも変わりません」との旨を述べた。
その後に、「核軍縮をめぐる国際社会の分断が深まり、ロシアによる核の威嚇が行われる中で、【核兵器のない世界】の実現に向けた道のりは一層厳しいものになっています。しかし、こうした状況だからこそ、我が国は、G7議長国、国連安保理非常任理事国として、その実現に向け、核兵器不拡散条約(NPT)を国際社会が結束して維持・強化するよう訴えつつ、国際社会の取組を主導してまいります」との旨を述べた。