海自がインド太平洋方面派遣、シンガポール・フィリピン等に訪問

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海上自衛隊の海上幕僚監部は、海上自衛隊は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に資するべく、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23)を4月20日から9月17日にかけて実施する。

今回実施される訓練の目的は、インド太平洋地域の各国海軍などとの共同訓練などを実施し、戦術技量を向上させるとともに、各国海軍などとの相互理解の増進、信頼関係の強化及び連携の強化を図り、地域の平和と安定に寄与することとなる。

派遣する部隊は、第1水上部隊【派遣部隊:護衛艦「いずも」・「さみだれ」・「しらぬい」及び搭載航空機4機、派遣人員約880名】、第2水上部隊【派遣部隊:輸送艦「しもきた」及びLCAC2隻、派遣人員約140名】、第3水上部隊【派遣部隊:護衛艦「くまの」、派遣人員約90名】、潜水艦部隊【派遣部隊:潜水艦1隻、派遣人員約80名】となる。

訪問予定国は、アメリカ合衆国、インド共和国、インドネシア共和国、オーストラリア連邦、キリバス共和国、シンガポール共和国、スリランカ民主社会主義共和国、ソロモン諸島、トンガ王国、パプアニューギニア独立国、パラオ共和国、フィジー共和国、フィリピン共和国、フランス領ニューカレドニア、ベトナム社会主義共和国、マレーシア、モルディブ共和国となる。

本行動期間中、派遣部隊は『国際海洋防衛装備展示会(IMDEX Asia 2023)』、『ランカウイ海事航空展覧会(LIMA2023)』、『日米豪韓共同訓練(Pacific Vanguard2023)』、『日印共同訓練(JIMEX2023)』、『Pacific Partnership 2023』、『米豪主催多国間共同訓練(Talisman Sabre2023)』、『日米印豪共同訓練(MALABAR2023)』の訓練などに参加する予定である。

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