千葉県が人権調査、外国人への差別・人権侵害がある22%、なかった67%

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千葉県は、外国人の人権に関して調査した結果、差別や人権侵害があったと感じた人は合計で22.7%となり、感じなかったとした人は合計で67.7%となったことを発表した。

千葉県では、平成27年2月に「千葉県人権施策基本指針」を改定し、すべての県民の人権が尊重される元気な千葉県を目指して各種の人権啓発活動に取り組むとともに、県政のあらゆる分野で人権尊重の視点に立った施策を推進している。

今回は、「障害のある人」、「外国人」、「性的少数者(LGBT等)」の人権問題を取り上げ、指針や施策の方向性を検討するための資料として活用することを目的とした調査を実施した。調査対象はアンケート調査協力員300人となり、調査方法はインターネットアンケート専用フォームへの入力による回答となる。

外国人への人権に関しては、問3.『「外国人」の人権について伺います。あなたの身近(あなたを含む)で差別や人権侵害があると感じたことがありますか』との質問が行われた。この質問に対しては、『たびたび感じた』5.4%、『たまに感じることがあった』17.3%、『ほとんど感じることはなかった』51.5%、『まったく感じなかった』16.2%、『わからない』9.6%となった。

問7.『その他、人権問題について、ご意見、ご要望があればお聞かせください』においては、外国人の人権に関しては、【日本の没落を回避するにはあらゆる面で外国人の活用が必要になってくると感じる】【外国人が日本で何か問題を起こした場合には、日本政府が国としてその損害を補償するなど、外国人を日本の社会に受け入れやすい仕組みが必要です】【早く多くの機会をとらえて、日本人の意識改革を図り、外国人、他民族の文化を吸収していく必要があり、行政も積極的に取り組む必要がある】【外国人が増えることで、外国人の差別に対する不満が広がり、外国人による暴動のようなものが、日本国内でも起こる不安を持ちます。あまり、増えて欲しくないのが本音です】【日本人の人権より外国人の人権のほうが重要に感じる。とくにテレビ】などの回答があった。

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