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経済産業省と関西経済連合会(関経連)は、中国・韓国・ASEANなどの高度専門人材の活用を進めることを目的として、「関西高度外国人材活躍地域コンソーシアムキックオフ会合」を2月22日に大阪府大阪市で開催した。
経済産業省では、外国人留学生を始めとする高度外国人材の日本企業への就職・定着のために、JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)を通じた中堅・中小企業に対する伴走型支援や、国際化促進インターンシップ事業を行っている。今回は、北陸地域に続き、2地域目の高度外国人材活躍地域コンソーシアムとして、関西高度外国人材活躍地域コンソーシアムの立ち上げをおこない、キックオフ会合が開催されることとなった。
会合では、経済産業省からは伊吹近畿経済産業局長が出席してスピーチを行い、関西地域における高度外国人材に関する具体的取組への期待とJETROとの協力体制構築の重要性について強調した。
経済産業省は、今後もコンソーシアムにおける地域企業のニーズに基づいた支援プログラムの策定・実行を通じて、より一層の地元企業における高度外国人材の就職・活躍を後押ししていく方針である。また、今年度、活動を始めた北陸・関西の2地域に加え、来年度以降は、随時地域を拡充して全国で高度外国人材の活躍、推進を後押しする予定である。