東京都は外国人児童発達支援NPOも支援、赤い羽根も助成金

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画像提供:東京都
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東京都の小池百合子知事が設立し多文化共生などを推し進める一般財団法人東京都つながり創生財団は、多文化多言語の子ども発達支援を支援しているNPOを紹介した。

今回紹介された団体は、中野区鷺宮地域で活動しているNPOとなる。このNPOは、中野区から事業を受託するとともにNPOやボランティアへの支援などをも実施している中野区社会福祉協議会から「鷺宮地域で、外国人の方を含めた地域の人の居場所づくりをしませんか?」と誘いを受けたことがきっかけで、中野区国際交流協会などの地域活動団体とも連携して設立されたとしている。

この団体は定款によると、【父母の一方または双方が外国人、あるいは両親とも日本人であるが外国育ち、多文化多言語の環境で育った子どもや、広く環境への不適合に悩む人々、及びその家族、更には専門家を対象とし、発達障害に関する助言、指導 、調査研究、啓蒙など広く支援となる事業を行うことによって、多文化多言語環境における発達障害をめぐる状況の改善に努め、子どもの健全育成や、広く人々の心身の健康保持、福祉増進に資すると共に、国際協調に寄与することを目的とする】との旨の取り組みを実施している。

このNPOの事業報告書によると、「中野区鷺宮地域に外国ルーツの人や子ども、保護者のための『居場所』を作る事業」に関しては、赤い羽根中央共同募金会より助成金を得ることができたとしている。また、中野区より受託した「保育所・幼稚園職員対象発達支援研修」は、今後もNPOの大きな柱となっていくことが期待されるとしている。

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