自衛隊はラオスとインドネシアに人道支援・災害救援の能力構築支援

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画像提供:陸上自衛隊
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陸上幕僚長の吉田圭秀氏は、日米共同指揮所演習「YS-83」の成果、ラオス人民民主共和国に対する能力構築支援、インドネシアに対する能力構築支援について発表した。

日米共同指揮所演習「YS-83」は、11月28日から12月13日にかけて実施された。この演習では陸上自衛隊の領域横断作戦、米陸軍のMDO及び米海兵隊のEABOとの連携要領を演練し、自衛隊と米軍の相互運用性を飛躍的に向上させることができたとしている。

ラオス人民軍に対する能力構築支援は、12月12日から16日にかけて実施される。この支援では、ラオス人民軍から14名の関係者を招へいし、東部方面隊第30普通科連隊が主体となり、人命救助セットの取扱い、行方不明者の捜索救助、患者の後送等の各種実習を行い、人道支援・災害救援分野における能力構築支援を行うものとなる。

インドネシアに対する能力構築支援は、12月16日から20日にかけて実施される。この支援では、インドネシア国防軍の関係者10名を招へいし、東北方面総監部が主体となり、陸上自衛隊の大規模震災対処計画や地方自治体との連携に関する知見の共有及び陸上自衛隊の実施する国際緊急援助隊総合訓練の研修を行い、人道支援・災害救援分野における能力構築支援を実施する予定である。

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