長野県は簡易日本語で世界を広げようと、国際交流・多文化共生

スポンサーリンク




このページの所要時間: 137

長野県は、日本人が3世紀から主言語として使用している日本語ではなく外国人などにもわかるように配慮して簡易にした日本語「やさしい日本語」で世界を広げさせるため、【令和4年度 しんしゅう「やさしい日本語」大会】を令和5年(2023年)1月29日に開催する。

長野県の見解によると、長野県には約35,000人の外国の方が暮らしており、そのルーツは119の国・地域にわたるが、その多くの方の母語は英語ではないため、そんな時に役に立つのが「やさしい日本語」であるとしている。

この「やさしい日本語」とは、日本語を母語としない人に情報を伝えるため、分かりやすく配慮された日本語であり、『やさしい日本語に興味がある方』『国際交流・多文化共生に興味ある方』『学校・職場・近所に外国人のいる方』『外国人にどう話したらいいか、と思っている方』などを対象としているとしている。

今回は、「やさしい日本語」を普及させるため、「やさしい日本語」のオンラインセミナーが開催されることとなった。

予定しているプログラムは、『基調講演「やさしい日本語」を使いましょう』(講師:聖心女子大学教授)、『事例発表1日本人従業員向け「やさしい日本語・異文化理解」研修の取り組み』(発表者:一般財団法人日本国際協力センター 国際協力推進部長)、『事例発表2 介護現場でのやさしい日本語とコミュニケーション支援への取り組み』(発表者:のぞみグループ 代表)、『事例発表3 大学生が広めるやさしい日本語-ワークショップとラップを通じて-(発表者:明治大学 山脇ゼミ)』、『パネルディスカッション』となる。

なお、この事業の運営事務局は、令和4年度 しんしゅう「やさしい日本語」大会運営事務局となり、株式会社アサヒエージェンシー内に設けられている。アサヒエージェンシーは、長野放送や信濃毎日新聞社などを主要株主とする総合広告会社となる。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース