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日本と中国の友好交流都市提携を結ぶ地域の大学生のオンライン交流【2022年度中国大学生オンライン交流(地方間交流)(沖縄県-福建省)】が、12月17日にオンライン交流にて開催される。
2022年は日中国交正常化50周年となるため、友好交流提携25周年を迎える沖縄県と福建省の交流が実施されることとなった。この交流では、沖縄県によるブリーフ(地域の魅力や友好交流県としての取り組み)、福建省の紹介、琉球大学による環境に関するセミナー、伝統菓子作り体験から環境保護と異文化理解を図る大学生同士の交流を通し、中国大学生が環境分野への理解と対日理解を深めるものとなる。なお、この交流は、外務省が推進する「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として開催される。
このイベントの主催は公益財団法人の日中友好会館、協力は中国日本友好協会、福建省人民政府外事弁公室、沖縄県として実施される。参加する者は、中国の福建省の大学生20名、日本の沖縄県の大学生や自治体関係者など20名となる予定である。
なお、イベント主催の日中友好会館の評議員は、自由民主党の小渕優子、立憲民主党の海江田万里などとなる。小渕優子議員は、日中友好会館へのコラムで「私も父がライフワークとしてきた日中友好の思いを受け継ぎ、初当選以来、青少年交流を通して日中友好に携わってまいりました。両国関係の明るい未来を築くため、政府のみならず国民一人一人が未来に向けた相互理解を深めるための努力を重ねていく、その精神が何より大切だと思っています」との旨の見解を示している。