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長野県は、日中国交正常化50周年記念として、長野県の高校生が中国河北省の中高生とオンライン囲碁交流大会を10月6日に行うことを発表した。
長野県によると、2022年は日中国交正常化から50周年を迎え、来年は長野県と中国河北省が友好都市提携を結んでから40周年となるとしている。そのため、このような節目を契機として、中国との交流を更に深めていくため、オンラインで囲碁交流大会を実施することとなった。
交流の内容は、オンラインによる囲碁の対戦(6試合)となる。参加する者は、長野県側は伊那北高等学校の囲碁部の者たち、河北省側は河北省の中学生及び高校生の者たちとなる。
長野県は中国の中国河北省と友好活動を進めており、河北省出身で大型国営企業などに勤務した経験がある者などを国際交流員として受け入れている。なお、長野県日中友好協会は、「日中関係は今後も紆余曲折が予想されますが、我が国としても対米一辺倒の思潮に押し流されることなく14億の人々が住む、歴史的にも経済的にも深いかかわりを持つ隣国中国と、不再戦・平和友好・覇権反対を大切にして安定的な友好協力関係を築いて行きたいものです」との旨の見解を示している。