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和歌山県は、小学生から韓国について学びたいとの意向が示されたとして、和歌山市鳴滝小学校での韓国特別授業『韓国料理「キンパ」調理体験』が10月5日に和歌山市立鳴滝小学校で実施されることを発表した。
和歌山県によると、和歌山県では2010年に「日韓国際シンポジウム」が和歌山市で開催されたことを記念して、沙也可(金忠善(キム・チュンソン)将軍)の顕彰碑が建立されているとともに、紀州徳川家の侍講で紀州和歌山の藩政に大きな影響を与えた、李真栄(リシンエイ)、李梅渓(リバイケイ)父子の墓石があるなど、韓国とは歴史的、文化的な繋がりがあるとしている。特に、和歌山市と同国済州市とは1987年11月12日に姉妹都市提携を結んで以来、「済州国際観光マラソン大会」や「和歌山ジャズマラソン(旧 和歌浦ベイマラソン with ジャズ)」で相互に市民ランナーを派遣し合うなど、多方面で交流活動が行われ、親睦を深めているとしている。そのような中、和歌山市立鳴滝小学校4・5年生の児童から韓国について学びたいとの要望があったため、今年の7月には同市通訳員の後呂明美氏による韓国語特別授業が実施されていた。
今回、特別授業第2弾として、鳴滝小学校の児童が韓国の代表的な料理である「キンパ」の調理体験をすることとなった。参加する者は、和歌山市立鳴滝小学校4・5年生(6人)となる。講師は、和歌山市国際交流課の通訳員となる。