エネルギーサプライチェーンでASEAN・東アジアと協議

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画像提供:経済産業省
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『ASEAN+3 エネルギー大臣会合』と『東アジアサミット(EAS)エネルギー大臣会合』が9月16日にオンライン形式で開催された。

両会合は、エネルギー需要が増大するASEANにおいて、持続的な経済成長を実現しつつ、エネルギー安全保障や気候変動対策を強化することを目的として、各国のエネルギー担当大臣が政策協調や国際協力に向けた議論を行う場であり、今年はカンボジアが議長国となって開催された。日本からは里見経済産業大臣政務官、里見経済産業大臣政務官などが出席した。

『ASEAN+3 エネルギー大臣会合』では、ASEAN+3各国が、足元のエネルギー価格変動やエネルギーサプライチェーンのレジリエンスを含め、地政学的事象が与える、地域のエネルギー市場及び供給セキュリティへの影響を認識するとともに、持続可能な経済回復を達成し、継続的かつ安価なエネルギー供給を確保するために、国際協力を進める必要性を再確認した。

『東アジアサミット(EAS)エネルギー大臣会合』では、EAS各国が、地域のエネルギー安全保障と廉価なエネルギー供給を強化するグループの努力を損なう地政学的緊張の中で、エネルギー分野における気候の持続可能性と脱炭素化のアジェンダを進めるために対話を実施した。燃料アンモニア、水素、バイオマス、原子力、炭素回収利用・貯蔵(CCU/S)・カーボンリサイクルなど様々な代替的かつ新興的な低炭素技術・システムの利用を通じて、現実的なエネルギー転換を実現することの重要性が認識された。

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