海上保安庁がフィリピンとマレーシアとの関係強化に貢献

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門「海上保安庁モバイルコーポレーションチーム(MCT)」2名をインドネシアに9月10日から9月25日に派遣し、フィリピン沿岸警備隊(PCG)及びマレーシア海上法令執行庁(MMEA)職員に対する能力向上支援を実施したことを発表した。

今回の派遣は、国連薬物犯罪事務所(UNODC)及び独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みにより実施されたものである。実施項目は、『制圧に関する講義・実技』『VBSS 訓練(船舶移乗・立入検査)』となる。

実施された訓練では、積極的に繰り返し実技を行う姿が見られるなど、より実践的で効果的な研修となった。また、本能力向上支援では、UNODC 講師と今後の能力向上支援における可能性についても活発な意見交換を実施した。

なお、海上保安庁では、平成30年度から、UNODCからの協力依頼に基づき、法執行能力向上に係る研修実施に協力している。海上保安庁は、今後も国際機関とも連携しながら各国海上保安機関への能力向上支援を行っていく方針である。

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