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独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、日本政府による借款事業により、東ティモールの東西を結ぶ国道1号線が開通したことにともない、開通式が開催されたことを発表した。
JICAの見解によると、東ティモールの交通手段は、限られた区間の海上航路があるほかは、道路輸送が唯一となっているが、急峻な山岳地形や脆弱な地質条件のため土砂災害が多く、雨期には道路が遮断されて立ち往生を強いられるほど脆弱であるとしている。そのため、国道1号線整備事業は、国家最優先事業に位置付けられていた。
今回開通した国道1号線は、JICAとアジア開発銀行が協力し、同国の初の借款事業として首都ディリと第二の都市バウカウ間(約116キロ)の道路を改修したものとなる。該当区間は同国で最も交通量の多い幹線道路であり、事業実施前はディリ-バウカウ間は平均して5時間かかっていたが、事業実施後はディリ-バウカウ間の移動は3時間以下まで短縮された。
開通式には、東ティモール側からはジョアキム・アマラル経済調整担当大臣、ルイ・ゴメス財務大臣、アベル・ピレス公共事業大臣などが、日本側からは駐東ティモール日本国大使、JICA東ティモール事務所長が出席した。式典では、アベル・ピレス公共事業大臣より、「国道1号線が東ティモールの発展に寄与することを期待。20年にわたる日本の協力に感謝する」とのメッセージが述べられた。
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