日ASEAN外相会議、日本は27.3億ドルの財政支援円借款

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画像提供:外務省
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日ASEAN外相会議がカンボジアのプノンペンで8月4日に開催され、日本政府からは林芳正外務大臣が出席した。

林大臣は開会挨拶で、日ASEAN関係は、2013年の日ASEAN友好協力40周年特別首脳会議でビジョン・ステートメントを採択して以来、平和と安定・繁栄・より良い暮らし・心と心の4つのパートナーシップに沿った包括的協力を通して大きく発展してきた旨を述べた。

日ASEAN協力については、『日本はこれまで、約2300万回分のワクチン供与、3億2700万ドル以上の医療物資・器材供与、技術協力、ASEAN新型コロナ対策基金への100万ドルの拠出等を通じ、ASEAN各国の新型コロナ対策を支援』『我が国が全面的に支援しているASEAN感染症対策センターの早期稼働を強く期待』『ASEAN包括的復興枠組を支持。ASEAN各国の経済回復に寄与すべく、総額27.3億ドルの財政支援円借款を供与。日本は、公正で透明な開発金融を通して持続可能な成長を支援していく』などを述べた。

地域・国際情勢については、ミャンマー情勢、ウクライナ情勢、東シナ海・南シナ海、北朝鮮などに関して言及された。

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