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大阪府の教育庁・市町村教育室小中学校課・進路支援グループは、「OSAKA多文化共生フォーラム」を7月16日に大阪府教育センターで開催する。
大阪府によると、このフォーラムは府内の日本語指導が必要な中学生そして高校生の先輩の集いであり、多様な国の文化を大切にする活動を知ったり、ロールモデルとなる高校生の話や高校生活に関する情報を聞いたりして、アイデンティティと自尊感情を高め、進路選択に向けた展望を持つものとなるとしている。参加する者は、府内の日本語指導が必要な中学生約60名、府立高校生約30名となる。
予定しているプログラムは、第1部では、「国際クラブ等活動紹介動画」「高校に進学した先輩の話」「高校生への質問コーナー」などが実施される。「国際クラブ等活動紹介動画」では、府内の中学生が放課後などに母語や母文化を学んでいるクラブの活動を紹介する動画を観る。「高校に進学した先輩の話」では、外国から日本に来て小中学校で勉強してきた高校生の先輩の体験談を聞く。「高校生への質問コーナー」では、言語ごとにグループになり、高校生の先輩に質問する。第2部では、「個別進路相談」などが実施される。「個別進路相談」では、希望する高校のことや高校入学のための試験について、個別に相談する。