静岡県は言葉の壁のない多民族共生の社会へ、日本語指導者養成

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静岡県のくらし・環境部 県民生活局多文化共生課は、「はじめての日本語教室」の開催に向けて、富士市で『日本語指導者養成講座【富士市】』を開催する。

静岡県では、「言葉の壁のない静岡県」を目指し「やさしい日本語」の普及など様々な取組を進めている。6月5日に開講した焼津市に続き、富士市をモデル市として、同市内在住の外国人県民を対象に「はじめての日本語教室」が開始されることとなった。

この教室の開催に先立ち、「はじめての日本語教室」の意義や手法について理解してもらうため、日本語指導者や日本語教室に参加する外国人県民と日本語での会話の相手を務める学習支援者などを対象に、「日本語指導者養成講座」を6月19日から9月18日の期間で全7回にわたって開催されることとなった。参加者は、富士市の初期日本語教室の活動に関わる日本語指導者、学習支援者(ボランティア)、母語支援者などの30人となる。講師は、県内外の日本語教師などとなる。

なお、静岡県の外国人県民への日本語教育の取組は、令和2年に「静岡県地域日本語教育推進方針」を策定し、文化庁事業を活用した事業を展開している。これらの事業では、『「はじめての日本語教室」の開催』『日本語教育人材及び日本語能力判定者の養成』『日本語学習教材の作成』の取り組みを実施している。また、川勝平太静岡県知事は、メディアなどのインタビューの際に、50年後の静岡県像は、性別・宗教・国籍に関係なく多文化共生・多民族共生の社会にしなければならないとの見解を示している。

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