神奈川県は多文化共生ボラ育成、日本は移民受入の欧米よりも支援が薄いと

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神奈川県は、県民の誰もが共助社会の一員になれることを実感してもらうことなどを目的として、「外国につながる子どもの学習ボランティア入門講座」と「外国につながる子どもの学習支援者ブラッシュアップ講座」を実施する。

これらの講座の受講対象者は『県内に在住、在勤、在学の方』『県内でボランティアやNPO等として活動をしている方及び団体』『県内でボランティアやNPO等として活動を予定している方及び団体』となる。講座実施団体は、特定非営利活動法人日本語・教科学習支援ネットとなる。

「外国につながる子どもの学習ボランティア入門講座」は、地域活動に興味を持ちながらも、未経験のため参加を躊躇されている者のために、具体的な道筋を示し、誰もが共助社会の一員になれることを実感してもらうことを目的としている。なお、現在外国につながる子どもの公的教育は、欧米の移民受け入れ国に比べると非常に手薄であり、その代わりに支えているのは地域の学習支援教室であり、教師やクラスメイトとは違った形で安心と居場所を与えているとしている。

「外国につながる子どもの学習支援者ブラッシュアップ講座」は、外国につながる子どもの日本語や教科学習を地域や学校で支援するにあたり、さらに知識や技術を身に付けたいと考えている支援者向けの講座となる。目的は、地域で活動している支援者が支援の方法に確信が持てず不安に思い、新しい知識や支援方法を学びたいと考えている者のニーズに、少しでも応えていくものとなる。また、受講生自身も日本語や日本文化・社会の仕組みなどを外国につながる子どもに伝えることによって、自らも多文化共生社会を形成していくための気づきや学びを得ることができるとしている。

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