日本はASEANと脱炭素技術の普及で議論

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第三回CEFIA官民フォーラムが2月21日に開催された。

CEFIA(Cleaner Energy Future Initiative for ASEAN)は、ASEANの脱炭素化及びエネルギートランジションを進めるため、脱炭素技術の普及と政策・制度構築をビジネス主導で進めることを目的として日本政府が提案したイニシアティブであり、2019年9月より取組を開始している。今回は、第三回目となるフォーラムがマレーシア政府・エネルギー委員会の主催により、web会議形式で開催されることとなった。

今回のフォーラムには、ASEANの政府関係者や民間企業関係者の他、アジア開発銀行等の金融機関が参加した。今回のフォーラムでは、脱炭素技術の導入を進めるフラッグシップ・プロジェクト、CEFIAコラボレーションロードマップ、脱炭素プロジェクトへのファイナンスに関する3つのセッションが設けられ、日本政府、ASEANの政府機関・民間企業・金融機関からの参加者が活発な議論を行った。

日本の石井正弘経済産業副大臣はビデオメッセージで挨拶を行い、「CEFIAの枠組みを通じて2025年までに合計60億円規模の脱炭素プロジェクトを実施し、合計100万トン規模のCO2排出削減に貢献していくこと」、「ASEANの現実的な脱炭素化及びエネルギートランジションの実現のため、CEFIA活動を通じて、トランジション・ファイナンスを普及・推進していくこと」、「ASEANにおけるエネルギー行動計画であるAPAECへの貢献のためのロードマップを作成していくこと」などを紹介した。

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