愛知県は外国人留学生の就職・定着を支援、多文化共生40億円投入

愛知県は、外国人留学生のための「あいちグローバル企業見学バスツアー」を2月17日に開催する。

愛知県では、県内の大学などで学ぶ外国人留学生が卒業・修了後に県内企業に就職し、この地域で活躍してもらえるように、2018年度から「留学生地域定着・活躍促進事業」を実施している。今回は、この事業の一環として、県内の留学生を対象とした第2回目となる「あいちグローバル企業見学バスツアー」が開催されることとなった。

この事業の対象者は、県内大学（短大を含む）・大学院に在籍する外国人留学生の10名となり、日本語能力試験N2以上の者に限る。参加費は無料となる。見学企業は、流体制御機器などの設計・製造・販売などを手掛ける「高砂電気工業株式会社」、IAQ（室内空気質）分野・環境エンジニアリング分野における機器・システムの開発・製造・販売などを手掛ける「パナソニックエコシステムズ株式会社」となる。

なお、愛知県「留学生地域定着・活躍促進事業」の運営事務局の業務は、Man to Man株式会社に委託している。