愛知県は簡易日本語「やさしい日本語」の教室開催、多文化共生で40億円投入

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愛知県県民文化局県民生活部社会活動推進課多文化共生推進室は、「はじめての日本語教室」(第2期)の受講者の募集を開始した。

愛知県の見解によると、愛知県に在住する外国につながりを持つ人である外国人県民に対して、地域のボランティアが行う日本語教室は、日常生活の中で日本語を勉強することができる点で大変意義があるとしている。しかし、ほとんど日本語が分からない者に対して行う「初期日本語教育」は専門性が高く、ボランティアだけでは限界があるとしている。そこで、愛知県は2018年度から、外国人県民が将来的に「やさしい日本語」を理解できるレベルまで日本語を習得できるよう、日本語教育の専門機関の協力を得て、モデル的に「初期日本語教室」を開催するとともに、そのための人材育成を行っている。

今回は、「はじめての日本語教室」(第2期)の受講者の募集が開始された。この教室の主催は愛知県、共催は岩倉市となる。2021年12月5日から2022年1月30日までの毎週日曜日にかけて、全8回で実施される。受講対象者は、原則16歳以上で、日本語が全く分からないか、ほとんど分からない者となり、国籍・在留資格は問われない。定員は20名程度となり、受講料は無料となる。講義では、挨拶や自己紹介などができるようになるための会話を中心とした授業が行われる。

愛知県では、多文化共生社会の形成のため、近年では年間40億円を投入している。

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