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環境省は、丸紅株式会社がフィリピンとベトナムで実施する代替フロンの回収・破壊プロジェクトを支援することを発表した。
環境省の見解によると、高い温室効果を有する代替フロンは、大気中に放出せずに適切に回収・破壊することにより、効果的・効率的な温室効果ガス排出削減が期待される。そのため、使用済機器等からの代替フロンの回収・破壊活動を行うとともに、温室効果ガス排出削減効果の測定・報告・検証(MRV)を行ってもらい、これにより算出された排出削減量を、二国間クレジット制度を通じて日本の排出削減量として計上することを目指す「二国間クレジット制度を利用した代替フロンの回収・破壊プロジェクト補助事業」が行われていた。
この事業の公募が9月3日から24日に実施されており、今回は採択された件数が2件であったことが発表された。採択された案件は、丸紅株式会社による「フィリピンにおけるフロン類の回収・破壊スキーム構築事業」と「ベトナムにおけるフロン類の回収スキーム構築・混焼型破壊施設導入事業」となる。