山口県は多文化共生社会実現のため日本語ボランティア育成へ

スポンサーリンク




このページの所要時間: 126

山口県は、多文化共生社会の実現に向けて、「日本語ボランティア入門講座」と「外国人住民のための日本語教室」を開催する。

山口県では、(公財)山口県国際交流協会への委託により、外国人住民が生活に必要となる基礎的な日本語でのコミュニケーションを学習できる環境を整備する「地域日本語教育推進事業」を実施している。今回は、光市で実施する「日本語ボランティア入門講座」「外国人住民のための日本語教室」の参加者の募集を開始した。なお、この事業は、文化庁「令和3年度地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業(予算額5億円)」を活用して行われるものとなる。

「日本語ボランティア入門講座」は、11月13日、11月20日、令和4年1月22日に3回にわけて実施される。対象となる者は、外国人住民への日本語学習支援に興味のある者となる。第1回目『「地域日本語教室の役割」と「やさしい日本語」』、第2回目『外国人住民の「声」を聴く』、第3回目『日本語教室の振り返り』となる。講師は、ひろしま国際センター 日本語常勤講師、山口県国際交流協会地域日本語教育コーディネーターなどが務める。

「外国人住民のための日本語教室」は、12月4日、12月18日、令和4年1月15日に光市地域づくり支援センターで実施される。対象となる者は、初級レベルの日本語学習を希望する外国人住民となる。第1回目『自分のことを伝える・相手のことを知る』、第2回目『トラブルに備える・対応する』、第3回目『生活のために必要な情報を得る』となる。

光市では、昨年度から、当事業を活用して「外国人住民のための日本語教室」や市民を対象とした「やさしい日本語セミナー」の開催に取り組んでいる。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ , ,

アセアン関連ニュース