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日本の文部科学省の萩生田光一大臣は、日本政府は中国政府と韓国政府との間において、文化交流をしっかり着実に進めていく方針であることを明らかにした。
8月31日に実施された文部科学大臣記者会見の際に、萩生田光一大臣は「昨日は、第12回の日中韓文化大臣会合が北九州市で行われ、中国の胡和平文化観光部長、韓国の黄熙文化体育観光部長官とオンラインで意見交換を行いました。会合では、新型コロナウイルス感染症拡大の中、連携して文化芸術活動の発展・継承を守り抜くこと、東アジア文化都市事業など、日中韓の枠組での文化協力事業を引き続き推進していくこと、日中韓の文化芸術の魅力とその文化的価値を世界にも発信していくことなどに三大臣間で一致し、その成果を盛り込んだ「北九州宣言」を発出しました。また、今回の会合では、2022年東アジア文化都市として、日本は大分県、中国は温州市・済南市、韓国は慶州市が正式に決定をされました。これらの成果を踏まえ、日中韓三国間の文化交流を、しっかり着実に進めてまいりたいと考えているところです」との旨を述べた。
大分県では、大分県が「2022年東アジア文化都市」に選定されたことを発表している。なお、「東アジア文化都市」は、「東アジア域内の相互理解・連帯感の形成促進」「多様な文化の国際発信力の強化」「都市の文化的特徴を生かした文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興推進と継続的な発展」を行うものであるとしている。