イギリスがASEANの対話パートナーに参加、安全保障で連携強化

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第54回目となるASEAN外相会議(AMM)が8月2日にビデオ会議で開催された。

今回開催された会議は、2021年のASEAN議長国であるブルネイ・ダルサラームが議長を務めた。テーマは「We Care, We Prepare, We Prosper」となり、出席者たちはASEANのコミットメントを再確認した。また、新たな対話パートナーシップに、イギリスを迎え入れることも合意した。

8月5日には、正式にイギリスを対話パートナーシップにする式典が実施された。イギリスの外務大臣は、ASEANと緊密な関係を構築することで、安全保障の強化、技術・科学分野における連携促進、グリーン雇用の創出、国際法の保護などにつながるとの旨を述べた。また、イギリスの貿易大臣は、TPPに加盟することで、ベトナムやシンガポールなどの国との取引により、イギリス企業のビジネスチャンスを引き出し、イギリス内での事業拡大と雇用創出を可能にするとも述べていた。

なお、ASEANの対話パートナーシップには、オーストラリア、カナダ、中国、インド、日本、韓国、ニュージーランド、ロシア、米国、EUなどがなっていた。

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